プレスリリース

ダイセル・エボニックのPEEK樹脂 ベスタキープ-J 日ビ(にちび)の内視鏡処置具、カテーテルの メディカルデバイス用 極細高精度チューブに採用

2017年03月27日

  • PEEK樹脂「ベスタキープ-J」 極細高精度カテーテル/チューブ
  • PEEK樹脂「ベスタキープ-J」

 

 ダイセル・エボニック株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:アンドレ・ノッペ)のPEEK樹脂「ベスタキープ-J」が、株式会社日ビ(本社:埼玉県比企郡、代表取締役:新田 恭一)の内視鏡処置具、カテーテル等メディカルデバイス用極細高精度チューブに採用されました。

国内外における最先端の医療現場では処置具を用いた内視鏡検査及び治療が著しく進化しています。 従来、内視鏡処置具には代表的な特徴の一つであるフレキシビリティが要求されてきましたが、最新の検査や治療方法においては同時に耐キンク性のある適度な剛性も求められています。ベスタキープⓇ-Jは、その高い耐薬品性と適度な剛性及び弾力性により、最先端の医療現場のニーズに応えることが可能です。 

また、ベスタキープ-Jの持つ優れた摺動性により、多筒構造を要求される内視鏡処置具やカテーテルにおいても、内外筒でベスタキープ-Jとフッ素等異質材を同時に採用することにより、安定した摺動性が得られます。

  ダイセル・エボニックでは、一層の信頼度向上を目指し、今後も引き続き、お客様へのきめ細かな技術サポートを行ってまいります。

 

*PEEKはポリエーテルエーテルケトン(Polyether Ether Ketone)を表す正式略称です(ISO1043)