プレスリリース

Kフェア2016、エボニック ブースにファッションを

2016年10月11日

  •  「ベスタミド® テラ」による植物由来樹脂から作られた織物「EVO®(エボ)」 (提供:ファルガー)

エボニックは「ケーニヒスアレー(ドイツで著名なファッション街)」のトレンドを、ノルトライン・ヴェストファーレン州の州都デュッセルドルフで開催される展示会で繰り広げていきます。今年のK2016国際プラスチックス・ゴム産業展では化学会社としては異例の女性向けファッション関連商品を展示し、特に革新的な100パーセントバイオ樹脂の「ベスタミド® テラ」によるエレガントな生地素材は注目の製品です。 

 

このハイテク繊維は着心地の良さや優れた機能により、多くのお客様の要望に応えることができます。例えば、この繊維は極めて軽量で柔軟性と通気性に優れており、高機能繊維として加工された上に抗菌による防臭、速乾、ノンアイロンの性能を付与できます。このため革新的なこの高機能繊維は、イタリアのデザイナーがデザインするガウンから機能的スポーツウエア、または丈夫な内装材まで全ての布地用途に使用できます。

 

 

トウゴマ由来の高機能

ここで使用される繊維は、トウゴマの種子から得られる100%植物由来の樹脂「ベスタミド® テラ」から作られます。この環境性能に加え、「ベスタミド® テラ」にはあらゆる持続可能なアプローチを上回る利点があります。トウゴマは長期の干ばつにも耐え、農業に不向きとされる乾燥地帯でも栽培できます。そのためエボニック リソース エフィシエンシーがつくるバイオポリマーは、穀物育成地で栽培される食物を使用する他の様々な植物由来の樹脂とは異なり、食糧への影響がありません。

 高機能樹脂分野でのエボニックの技術は製品開発及び、このバイオポリマー繊維「EVO®」を製造するイタリアの繊維メーカー、ファルガーの繊維製造技術にも貢献しています。

エボニックはベスタミド® テラという製品名で3つのバイオポリマー(PA610、PA1010、PA1012)を提供しています。それらの機能は従来のポリアミド樹脂に不足していた機能を補うことができます。 耐久性に優れ、自動車、スポーツ、そして繊維産業といった需要に応えることが可能です。

高機能樹脂ベスタミド® テラは10月19日~26日にデュッセルドルフのKフェアの6ホール、スタンドB28にて展示されます。

(このリリースは2016年9月16日にエボニック リソース エフィーシャンシー社よりリリースされたものの和訳です。)

 

*ベスタミド® Terra  日本販売元はダイセル・エボニック株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:アンドレ・ノッペ)です。
 

 

西 直子(にし なおこ)

ダイセル・エボニック株式会社

マーケティング部