プレスリリース

ダイセル・エボニックのPEEK樹脂 ベスタキープ 病理検体の患者情報タグ&検体固定ツールに採用

2015年06月17日

  • VESTAKEEP製タグピン
  • タグピンで、検体に識別情報を表示(サンプル)
  • タグピンで、検体を固定した状態(サンプル)
  • Bano’k 503MV-Ⅱ(バノックガン)にて、 ベスタキープ製タグピンを簡単に取り付けられます。

・検体の取り違え防止

・PEEK樹脂製ピンでの金属代替により針刺し事故を防止し、安全性向上

・作業と処理の簡略化、効率アップ

 

【 検体の患者情報タグピン 

ホルマリン溶液への耐性を持つPEEK樹脂ピンで検体に直接タグ付けし、
検体の取り違えを防止

【 検体固定ピン 

病理組織検査時、検体固定のための金属針等に替えてPEEK樹脂ピンを使用することにより、針刺し事故のリスクを低減

 

ダイセル・エボニック株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:アンドレ・ノッペ)のPEEK樹脂「ベスタキープⓇ」が、このたび株式会社トスカバノック(本社:東京都文京区、代表取締役:小峰 信男)の病理検体の患者情報タグ付け及び固定ツールに採用されました。

従来の標本管理では検体を入れる容器等にのみ名前や番号などの患者情報を表記しているため、検体を容器から取り出した後は取り違えの恐れがありました。ホルマリン溶液への耐性を持つPEEK樹脂ベスタキープ製のネームタグピンは、表記を検体へ直に取り付ける事で、検体の取り違えを防ぎます。 

また、今までの病理組織検査では、検体を金属製の針やピン等でゴムボードや木板に固定していたため、針刺し事故の危険性があり、かつ、検査後も針やピン等への取り扱いには厳重な注意が必要でした。こちらもベスタキープ製固定ピンに変更することにより、固定作業と検査後の処理を簡素化し作業効率を上げるとともに、安全性も確保されます。

ダイセル・エボニックでは、一層の信頼度向上を目指し、今後も引き続き、お客様へのきめ細かな技術サポートを行ってまいります。

*PEEKはポリエーテルエーテルケトン(Polyether Ether Ketone)を表す正式略称です(ISO1043)。

 

尚、ダイセル・エボニック株式会社は下記の展示会に出展いたします。

■M-Tech 2015 @東京ビッグサイト ブース: ME-364

期間  : 2015年6月24日(水)~6月26日(金) 10:00-18:00 ※最終日のみ終了17:00

西 直子(にし なおこ)

ダイセル・エボニック株式会社 広報

T 03-5324-6382

F 03-5324-6335

n.nishi@evonik.daicel.com