ニュースプレスリリース

ダイセル・エボニックのPEEK樹脂　ベスタキープⓇ

高機能配管用継ぎ手の要素部品に採用

・従来の金属性継ぎ手に比べ、重量を約８０％軽量化

・配管内部における流路の平滑性を実現

・幅広い特性を持つPEEK使用による用途の拡大

ダイセル・エボニック株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：アンドレ・ノッペ）のPEEK樹脂「ベスタキープⓇ」が、このたび株式会社アオイ（本社：静岡県御殿場市：代表取締役：小野田　勝美）の樹脂製継ぎ手「ピーエスフィット（PS-fit）」に採用されました。

従来の金属性継ぎ手に比べ、PEEK樹脂の継ぎ手は重量を約８０％軽量化するとともに、特殊な射出成形法を用いることにより配管内部における流路の平滑性を実現しました。　それにより内部を流れる液体の乱流を防止し、液体が継ぎ手内部に液溜まりを作らず優れた流動性を発揮します。PEEK樹脂の継ぎ手は繰り返しの使用にも作業効率の向上と高い生産性を確立しています。　

また、ベースポリマーにPEEK樹脂ベスタキープⓇを採用することにより最高温度150℃の環境にも耐熱性を発揮します。この高耐熱性に加えて、耐薬品性、防錆、電気絶縁が求められる環境下においても使用可能です。そのため半導体製造装置、食品及び飲料機械設備、自動車塗装工程や医療機器設備など多岐に渡る幅広い用途にご利用いただけます。

ダイセル・エボニックでは、一層の信頼度向上を目指し、今後も引き続き、お客様へのきめ細かな技術サポートを行ってまいります。

*PEEKはポリエーテルエーテルケトン（Polyether Ether Ketone）を表す正式略称です（ISO1043）。

尚、ダイセル・エボニック株式会社は下記の展示会に出展いたします。

■M-Tech　２０１５　＠東京ビッグサイト

期間　　：　2015年6月24日（水）～6月26日（金）　10:00-18:00　※最終日のみ終了17：00

ブース　：　ME-364